脳動脈瘤とくも膜下出血との関係
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「くも膜下出血」は、3重になって脳と脊髄を覆う膜のうちの1枚であるくも膜と脳との間に出血が起こることをいいます。
くも膜下出血と脳動脈瘤の間には深い関係があり、くも膜下出血の原因の約8割を脳動脈瘤の破裂が占めています。また、脳動脈瘤の多くがくも膜下腔で発見されるため、脳動脈瘤といえばくも膜下出血が想像されるというほどこのふたつは密接な関係にあります。
くも膜下出血が起こったときには脳は非常に重い損傷を受けることになるため、生命にも関係する深刻な事態に見舞われることでも知られています。一番初めに出血があったときに命を落とす人はくも膜下出血の発作に見舞われた人の約3分の1にも上り、その後1ヶ月以内に約半数が命を落とすといわれています。
現在、日本では1年間にくも膜下出血で約1万5千人が亡くなっているという統計もあります。また、命が助かっても重大な後遺症が残る場合も多く、くも膜下出血と脳動脈瘤を取り巻く現状は非常に厳しいと言わざるを得ません。
