頸動脈瘤
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「頸動脈瘤」は、心臓から頭へと向かう頸動脈にできる種類の動脈瘤です。
頸動脈は首の側面を通っている太い血管で、触るとドクドクと脈を打つことでわかります。この頸動脈は脳の前側から3分の2の範囲に養分を運ぶ重要な役割をもつ動脈です。全体から見ると発症する割合は低い種類の動脈瘤ですが、血栓ができると脳の血管に流れてそのまま詰まり、脳卒中を起こす危険性もあるのが、この頸動脈瘤です。
頸動脈瘤は、初期の段階では自覚症状はほとんど見られません。そのため、小さいものの場合は特に手術などの治療はせず、しばらく経過を観察します。しかし、大きなものになって動脈瘤が破裂する危険性が高まると、視神経を圧迫して目が見えにくくなったり、脳神経を圧迫して麻痺が起こったりします。
頸動脈瘤は、ほかの腹部動脈瘤や胸部動脈瘤などに比べて比較的高齢者にできやすい種類の動脈瘤です。
