胸腹部動脈瘤
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動脈瘤はできた場所によって種類が分けられていますが、横隔膜の上下にわたる広い範囲にできた動脈瘤を「胸腹部動脈瘤」と呼んでいます。
胸腹部動脈瘤は、他の種類の動脈瘤と同様に、小さいうちにはほとんど自覚症状はなく、多くはレントゲンで偶然見つかります。しかし、瘤(こぶ)が大きくなってくると脈動が触診でわかるようになります。
胸腹部動脈瘤の主な症状は、胸部や腹部にできる種類の動脈瘤のケースとほぼ同じで、周りの臓器への圧迫から胸部や腹部、背中に痛みを伴うようになります。この種類の動脈瘤は、6cmを超える大きさになると破裂する危険性が高くなるため、ほとんどの場合で手術が行われます。しかし、特に胸腹部動脈瘤の場合では、動脈瘤が広い範囲に及んでいるために、手術の後遺症として下半身の麻痺が残ることが多いと言われ、難しい手術のひとつに挙げられています。
